【香川県高松市】鉄筋コンクリート爆裂部分の斫り 香川県高松市外壁塗替えなら一級塗装技能士の手塗りで長持ち!ユウ建装!
鉄筋コンクリート爆裂部分の斫り作業
本日は、鉄筋コンクリート造建物における爆裂部分の斫り(はつり)作業を実施しました。
「爆裂」とは、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリート表面を押し割ってしまう現象を指します。
外壁や躯体に発生したこの症状を放置すると、鉄筋の腐食が進行して耐久性が著しく低下するため、早期の補修が必要となります。
爆裂の原因と影響
鉄筋コンクリートにおける爆裂の原因は、主に雨水や炭酸ガスの侵入による鉄筋の腐食です。
鉄筋が錆びると体積が膨張し、その圧力によって周囲のコンクリートが割れ、剥離・剥落につながります。
この状態を放置すると、鉄筋の断面欠損が進み構造耐力が低下するほか、剥落片による落下事故の危険性も高まります。
斫り作業の目的
爆裂部分を斫る目的は、劣化したコンクリートを完全に除去し、健全な下地を露出させることにあります。
健全な下地を確保しなければ、新たに補修材やモルタルを充填しても十分な付着力を発揮できません。
そのため、鉄筋周りの脆弱なコンクリートを徹底的に取り除き、再生工事に備えます。
本日の作業内容
斫り作業では、ハンマードリルやチッパーを使用し、爆裂部分の浮きコンクリートを一つずつ丁寧に除去しました。
鉄筋が完全に露出するまで慎重に作業を進め、腐食した鉄筋の状態を確認。
健全な部分まで確実に斫ることで、後の鉄筋防錆処理や樹脂モルタル補修が確実に行える下地を整えています。
斫り後の処理と次工程
斫り作業完了後は、露出した鉄筋に付着した錆をワイヤーブラシやサンダーで除去し、防錆材を塗布して保護を行います。
その後、ポリマーセメントモルタルなどの専用補修材を充填し、表面を平滑に仕上げていきます。
本日の斫り作業は、補修工程全体の「基礎づくり」となる大切なプロセスです。
まとめ
鉄筋コンクリートの爆裂は、放置すると構造耐力の低下や剥落事故の危険性を招く重大な劣化症状です。
本日はその爆裂部分を斫り、健全な下地を確保する作業を実施しました。
これにより次の防錆処理・補修工程が確実に行える準備が整いました。
私たちは「下地から徹底する補修」を信条に、お客様の大切な建物を長期にわたり安全・安心に保つ施工を行ってまいります。
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現場管理担当者:天野
