目地の中塗り作業報告｜Wトーン工法によるデザイン性の高い仕上げ

 

はじめに｜Wトーン工法とは

外壁塗装にはさまざまな工法がありますが、その中でも「Wトーン工法」は、目地と表面の色を塗り分けることで立体感とデザイン性を演出できる手法です。
従来の単色仕上げでは得られない奥行きと高級感を表現できるため、近年注目されている施工方法のひとつです。
今回はそのWトーン工法を用いた「目地の中塗り作業」の様子をご報告します。

 

 

 

施工前の状態

今回の外壁は、サイディングの凹凸がはっきりとしたデザインパネルでした。
経年による色褪せが目立っており、塗装によって新しい表情を取り戻すことが求められていました。
このようなデザイン性の高い外壁にWトーン工法を採用することで、建物の雰囲気を一新することが可能です。

 

Wトーン工法の特徴

Wトーン工法では、まず目地部分に中塗りを施し、その後、表面に異なる色を重ねていきます。
これにより、目地と表面にコントラストが生まれ、外壁全体が立体的で重厚感のある仕上がりとなります。
シンプルな単色塗装に比べて施工の手間はかかりますが、完成後の美しさと独自性は格別です。

 

中塗り作業の様子

まずは目地部分に専用の中塗り塗料を丁寧に塗布しました。
ローラーと刷毛を使い分け、細部まで均一に塗料が行き渡るよう配慮します。
表面に塗り広がりすぎないよう注意を払いながら、目地をしっかりと際立たせることを意識して作業を進めました。
この段階での丁寧さが、仕上がりの美しさに直結します。

 

目地塗装の効果

目地をしっかりと塗装することで、仕上げ後に奥行き感と陰影が際立ちます。
また、目地部分は雨水や湿気の影響を受けやすいため、中塗りでしっかりと塗膜を形成することが耐久性の向上にもつながります。
美観と機能性を両立できる点も、この工程の大きなメリットです。

 

まとめ｜職人技で叶えるデザイン塗装

Wトーン工法は、デザイン性と耐久性を兼ね備えた施工方法です。
目地の中塗りを丁寧に行うことで、完成時には目地と表面の色が美しくコントラストを描き、建物全体が一層引き立ちます。
ユウ建装では、このような高度な塗装技術を活かし、お客様の住まいをより魅力的に演出いたします。

現場管理担当者：天野