サビ止め（下塗り）作業

本日は鉄部の塗装における最重要工程のひとつである「サビ止め（下塗り）」を行いました。
鉄部はそのまま塗装してもすぐにサビが発生してしまうため、まずは下地としてサビ止め塗料をしっかりと塗布し、上塗り材の密着性と耐久性を確保する必要があります。

 

 

サビ止めを行う理由

鉄部は水分や酸素と反応しやすく、サビが発生すると劣化が一気に進みます。
そのため、塗装前にサビ止めを塗ることで、サビの発生を防ぎ、上塗り塗料が長持ちする強固な下地を作らなければなりません。
下塗りが不十分な場合、どれだけ高級な上塗り材を使っても本来の耐久性を発揮できず、塗膜の剥がれやサビの再発につながります。

 

使用しているサビ止め材について

弊社では下塗り材として「スーパーボーセイ」という高級サビ止め塗料を採用しています。
一般的な安価なサビ止め材と比べ、耐久性・密着力・防錆性能が非常に高く、上塗り材の性能を最大限に引き出すことができます。
下塗り材の品質が塗装の寿命を大きく左右するため、見えなくなる部分だからこそ高品質な材料を使用することが重要です。

 

本日の施工内容

目荒し処理が完了した鉄部に、ローラーと刷毛を使ってサビ止めをたっぷり均一に塗り込んでいきました。
細部や凹凸のある部分も塗り残しが出ないよう確認しながら作業を進め、均一な膜厚を確保しました。
この下塗りがしっかりしていることで、次に行う中塗り・上塗りの定着が向上し、長期間劣化しにくい仕上がりになります。

 

まとめ

本日は鉄部へのサビ止め（下塗り）作業を行い、上塗り材の性能を最大限に発揮するための強固な下地を作りました。
高級サビ止め材「スーパーボーセイ」をしっかり塗り込むことで、防錆性と密着性に優れた仕上がりとなっています。
この後は中塗り・上塗り工程へと進み、より美しく耐久性の高い仕上がりを目指して施工を続けてまいります。

 

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現場管理担当者：天野