外壁の高圧洗浄作業

本日は外壁の水洗い（高圧洗浄）作業を行いました。
外壁には、長年の風雨や排気ガス、砂ぼこり、苔やカビなど、さまざまな汚れが蓄積しています。
これらの汚れをしっかり落とさずに上から塗装をしてしまうと、後々の塗膜の剥がれや浮きの原因となってしまいます。
そのため、塗装工事において高圧洗浄は「仕上がりを左右する最初の大事な工程」といっても過言ではありません。

 

 

 

苔や汚れを徹底的に除去

外壁には、一見きれいに見えても、目に見えない細かな汚れや、日の当たりにくい北面などには苔・カビが付着していることが多くあります。
こうした汚れは塗料の密着を妨げる大きな要因となるため、高圧洗浄機を使って外壁全体をくまなく洗い流していきます。
特に苔やカビが多く見られる部分については、水圧や距離を調整しながら、外壁を傷めないように注意しつつ集中的に洗浄を行いました。

 

塗膜剥がれを防ぐための下地づくり

汚れが残ったまま塗装をすると、一時的にはきれいに見えても、数年で塗膜の浮きや剥がれが発生してしまう場合があります。
今回の洗浄では、苔や蓄積された汚れを「できる限りゼロに近づける」イメージで、丁寧に時間をかけて洗い流しました。
しっかりとした洗浄を行うことで、この後に施工する下塗り（シーラーやフィラー）が外壁にきちんと密着し、結果として塗装全体の耐久性向上につながります。

 

本日の施工ポイント

外壁の素材や劣化状況に合わせて、水圧やノズルの種類を調整しながら作業を行いました。
クラック（ひび割れ）部分や、シーリングまわりなどデリケートな箇所は、外壁を傷めないように慎重に洗浄しています。
また、窓まわりや玄関廻り、駐車スペースなど、お客様の動線となる部分にも水が回りすぎないよう配慮しながら作業を進めました。

 

まとめ

本日は外壁の高圧洗浄を行い、苔や蓄積された汚れを徹底的に除去しました。
このひと手間により、今後施工する下塗り材や上塗り塗料がしっかりと密着し、塗膜の剥がれを防ぐ強固な下地づくりが整いました。
引き続き、下地処理から仕上げまで一つひとつの工程を大切にしながら、長持ちする外壁塗装を目指して施工を進めてまいります。

 

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現場管理担当者：天野