【高松市中間町】庇中塗り 外壁塗装なら完全自社施工のユウ建装
庇の中塗り作業報告|サッシ色に合わせた最適な配色仕上げ
はじめに|庇塗装の重要性について
庇(ひさし)は、雨や紫外線から建物を守る非常に大切な部分です。
普段は見過ごされがちな箇所ですが、劣化が進むと雨水が直接外壁に当たりやすくなり、建物全体の耐久性に悪影響を与えることがあります。
そのため、庇の塗装は美観を整えるだけでなく、防水性と耐久性を確保するために欠かせない工程となります。
今回は庇の「中塗り作業」を中心に、その工程と工夫についてご報告いたします。
施工前の庇の状態
今回の現場では、庇の表面に経年による退色や塗膜の劣化が見られました。
細かいひび割れや汚れが付着しており、このままでは塗料の密着性が損なわれる恐れがあります。
また、サッシ部分の色と庇の色が微妙に異なり、全体の統一感が損なわれていました。
この点を改善するために、サッシの色に合わせた配色を選定し、建物全体が美しく調和する仕上がりを目指しました。
下地処理の徹底
中塗りに入る前に、まずは下地処理をしっかり行いました。
高圧洗浄で汚れや古い塗膜を除去し、サンドペーパーを用いて表面を均一に整えます。
この工程を怠ると、どれだけ高品質な塗料を使用しても剥がれや浮きの原因となります。
また、庇の端部や金属部分には錆止め塗料を塗布し、腐食を防ぐ対策を実施しました。
中塗り作業の目的
塗装における中塗りは、仕上げ塗装の前段階として非常に重要です。
下塗りで作った塗膜を補強し、塗料の発色や耐久性を高める役割があります。
特に庇のように紫外線や雨水にさらされやすい箇所では、中塗りの丁寧さが仕上がりの美しさと寿命に直結します。
また、今回の現場ではサッシの色に合わせた配色を採用しているため、中塗り段階で色の確認を行うことも大切な作業です。
サッシに合わせた最適な配色
建物全体の調和を図るために、サッシの色に寄せた配色を選びました。
サッシの落ち着いた色味と庇のカラーを合わせることで、建物の印象が引き締まり、上品で統一感のある外観となります。
単に塗るだけではなく「既存の色との調和」を意識することが職人としてのこだわりです。
このように細部にまで配慮することで、完成後の満足度は大きく変わります。
塗料の選定について
今回使用した塗料は、耐候性・防水性に優れた高耐久型の塗料です。
庇は日射や雨水の影響を受けやすいため、通常の外壁よりも耐久性に配慮した製品を採用しました。
また、艶の具合を調整し、サッシの質感と違和感なく馴染むよう仕上げています。
このように塗料選びから配色まで、細やかな工夫を重ねることで高品質な施工が実現します。
中塗り作業の様子
職人がローラーと刷毛を使い分けながら、庇の隅々まで丁寧に塗装を行いました。
広い面はローラーで均一に塗り、細かい部分やサッシとの境界は刷毛で慎重に仕上げます。
塗りムラが出ないよう、塗布量や塗り重ねの方向にも気を配りながら作業を進めました。
一見単純に見える工程ですが、均一で美しい仕上がりを実現するためには職人の経験と技術が必要です。
仕上がりの確認
中塗り後には、光の当たり具合や角度を変えて仕上がりをチェックしました。
サッシと庇の色合いが見事に調和し、建物全体が引き締まった印象となっています。
この段階で問題がなければ、仕上げ塗装へと進んでいきます。
現場での確認作業を徹底することで、後々の不具合を防ぎ、品質を保証することができます。
まとめ|庇塗装で生まれる建物の調和
庇の中塗りは、ただ色を塗る作業ではありません。
建物全体のデザインや配色のバランスを考慮しながら、長期にわたって美観と耐久性を維持するための大切な工程です。
今回のようにサッシに合わせた配色を取り入れることで、建物全体に一体感が生まれ、完成後の満足度も大きく向上します。
ユウ建装では、こうした細やかなこだわりを大切にしながら、一件一件丁寧な施工を心がけております。
現場管理担当者:天野
