シーリングの撤去作業

本日は外壁のシーリング撤去作業を行いました。
シーリングは外壁の目地部分に充填され、防水性と建物の可動性を守る重要な役割を持っています。
しかし、年月が経つとシーリング材は硬化・ひび割れ・痩せなどを起こし、隙間が発生してしまいます。
そのまま放置すると雨水が侵入し、雨漏りや外壁内部の劣化につながるため、早めの打ち替えが必要です。

 

 

なぜ撤去が必要なのか

古いシーリングを残したまま上から新しいシーリングを打っても、密着不良を起こし長持ちしません。
特に劣化したシーリングは弾力を失い、固く縮んでしまっているため、再び同じ場所から雨水が侵入する原因となります。

そのため「完全撤去」が基本です。
カッターを使って古いシーリング材を丁寧に削り取り、目地を新しく打ち替えできる状態に整えていきます。

 

本日の施工内容

目地の状態を確認しながら、劣化して硬化したシーリング材を全て撤去しました。
外壁の可動部に合わせて、目地内部を傷つけないよう慎重に作業を進めています。
撤去後は、目地に空洞や汚れが残らないよう清掃し、新しいシーリングをしっかり密着させるための準備を整えました。

この後はプライマー塗布→新規シーリング充填へと進み、確実な防水性能を回復させていきます。

 

まとめ

本日は劣化したシーリング材を丁寧に撤去し、新しいシーリングを正しく施工するための下準備を完了しました。
古いシーリングをきちんと取り除くことで、防水性が大幅に向上し、外壁の寿命を延ばすことができます。
次回はプライマー塗布と新しいシーリング材の充填作業を進めてまいります。

 

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現場管理担当者：天野